ちゃんみなが10月19日放送の『日曜日の初耳学』に出演し、スタジオで率直なトークを展開した。リモートインタビュアーとのやり取りを交えながら、制作のこだわりや私生活について語り、視聴者の共感を集めた。

冒頭で「13歳から遺書を書いています」と明かし、楽曲制作については「1曲を作るのにかける時間は2時間です。2時間でできなかったらやめるっていう手段をとっています」と具体的な制作ルールを示した。デビュー当初は見た目の評価が多くルッキズムに違和感を持ち、その結果として摂食障害を経験したことも告白した。

また、昨年一児の母となったことに触れ、「原動力は"生きるため"。(音楽が)できなかったらとっくに死んでいたんだろうなと思います」と母としての胸の内を語った。オーディション番組での指導力や徹底的に相手に寄り添うキャラクターから、27歳にして「理想の上司」と評される点にも言及した。

特に話題となったのは「ババアって世界で一番すごいんですよ」という発言である。電車で泣いている子に話しかけるのは「ババアしか話しかけない」という具体例を挙げ、この「ババア精神」が今の世の中に足りないと述べた。この発言は視聴者から「ホントそう」「元気出た！」といった反応を呼んでいる。

番組内では、常盤貴子と仲間由紀恵が能登を旅するスピンオフ企画の続編として白米千枚田での稲刈りや、高校生との交流から常盤が涙する場面も紹介された。ちゃんみなの発言と告白は、表現と生活をめぐる率直な言葉として注目を集めている。