薬膳スープ春雨専門店「七宝麻辣湯（チーパオマーラータン）松戸店」が10月10日、松戸市本町にオープンした。

同店は2007（平成19）年に東京・渋谷で創業したカシュ・カシュ（東京都港区）が展開する店舗の県内2店舗目である。店名の「七宝」は、創業者が本場の味を学ぶために修業した中国の七宝という町の名と、日本語の語感の良さから付けられたという。

ベースとなるマーラータンのスープにはヒャクズクやニッケイ、ホアジャオなど30種類以上の薬膳スパイスと鶏・豚・牛を各店舗で煮込んだものを使用する。春雨は鹿児島県産サツマイモと北海道産ジャガイモで作る春雨が入り、ベースの価格は620円で提供する。

麺の太さは「中太」と「太帯」の2種類があり、具材はトッピングケースに並ぶ野菜、キノコ、肉団子、練り物などから選べる（1グラム＝3.1円）。追加は肉類や海鮮類、チーズ、味玉、パクチーなど各150円、こんにゃく麺や海藻麺への変更やトムヤム、サンラータンなどスープ替えも各150円増しで対応する。

ご飯物にはルーローハン（890円、ミニ＝450円）や豚しゃぶ飯（390円）、ドリンクは瓶ビール（500円）やハイボール（400円）などをそろえる。店長の高永茉璃奈さんは、トッピング50種類以上、麺5種類、スープ6種類を組み合わせ、辛さが0〜10辛まで選べる「無限カスタマイズ」を売りにしていると話す。

営業時間は11時〜22時30分（ラストオーダー）で、好みや体調に合わせた一杯を提供する。