大手回転寿司チェーン「スシロー」と盛岡市のラーメン店「柳家」が共同で「キムチ納豆ラーメン」を商品化し、全国で販売されることが発表された。

「柳家」は今年で創業50周年を迎える看板メニューを監修しており、盛岡で長年親しまれてきた味を再現した商品である。

スシローは全国各地のご当地グルメと共同開発し地域の魅力を発信する「ジモメシプロシェクト」を去年6月から展開しており、今回が第4弾となる。

スシロー側は本家の味をできる限り再現しつつ、寿司と一緒に楽しめるよう量を少なめにし塩味を抑えるなどの工夫を施したと説明している。

また23日にはスシローの新居耕平社長らが県庁を訪れ、佐々木淳副知事に商品を紹介した。

販売は29日から全国の店舗で開始され、予定数量は24万食限定である。

地元のソウルフードを広く届ける取り組みとして、期間中の完売が注目される。