第３０回「静高アートクラブ」展が静岡市葵区追手町の市民ギャラリーで開かれている。記事は2025/10/24 06:00付で、会期は２６日まで、入場無料である。

静高の卒業生で構成する静高美術同好会による展示で、今年は木版画や粘土彫刻を含む３４点を出品している。出品者は４０～９０代のメンバーがそろい、ジャンルを問わず作品を手がけている。

会場には実際に訪れた伊豆西海岸の戸田の風景を木版画で表現した作品が並ぶ。そのほか、東海道五十三次の名所を題材にした作品も展示されている。

同好会は毎年展覧会を開いており、地元の風景や伝統的な題材を現代の表現で紹介している。本展は幅広い年代の力作を一度に鑑賞できる機会となっている。