ビルボードが発表した「Japan Songs（国/地域別チャート）」の集計期間は2025年10月10日～10月16日である。

その週、米津玄師の「IRIS OUT」が7つの国と地域で首位を獲得した。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌としてリリースされた同曲は、台湾で5週連続、韓国／シンガポール／イギリス／インドネシア／マレーシアで4週連続、アメリカで2週連続の首位を記録している。

劇場版のエンディング・テーマである米津玄師、宇多田ヒカル「JANE DOE」も多くの国と地域で上位に入っている。

一方、台湾では優里の楽曲が上昇を見せ、トップ10圏内に2曲を送り込んだ。「ドライフラワー」が前週11位から3位に、「ベテルギウス」が20位から6位にそれぞれ浮上した。これらの動きは10月11日・12日に行われたアジアツアーの台北公演による現地の盛り上がりがうかがえる。

また同週はアイナ・ジ・エンド「革命道中」がフランスで5週連続、ブラジルで3週連続の首位を獲得したことや、TERIYAKI BOYZ「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」や藤井 風の楽曲が複数国で上位に入るなど、日本発の楽曲が各国で支持を広げている。国別のトップ10例も併記され、チャートの広がりが確認できる。