グレン・パウエルが最新作『ランニング・マン』を携えシネマコンに登壇し、トム・クルーズとの関係や製作秘話を語った。『トップガン マーヴェリック』の公開に関しては、当初2018年の秋に撮影が始まり、2022年の夏まで公開できなかったと回想している。

パウエルはその期間にトムが作品を劇場で公開することを最優先にし、公開のタイミングを待つよう伝える決断をしたと説明した。シネマコンで劇場オーナーらと映画を共有した際、大人が涙しハイタッチする光景を目にしたことが仕事の意義を明確にしたと語る。

先日の登壇ではトムとの再会もあり、パウエルはトムの映画に対する取り組み方や観客を楽しませるための熱量、危険を恐れない姿勢を高く評価した。出演決定時にはトムに助言を求めたことも明かし、実際に「僕が最初に電話したのがトムだったんです。いや、まずは両親に、でしたが、その次が彼でした（笑）。」と述べている。

アクション面では走り方など具体的な指導も受け、トムが自身の走る姿を動画で確認するなど実践的な助言をしていることを紹介した。パウエルはトムの教えが自身の仕事観に深く影響を与えており、『ランニング・マン』にもその影響が反映されていると締めくくった。