2025年10月18日、テレビアニメ「名探偵コナン」の最新話「鷲雄山の紅蓮髑髏」で放送事故が発生した。放送中に原画の下書きがそのまま画面に映る場面があり、謎解きシーンで確認された。

同話は江戸川コナンたちが鷲雄山を訪れ、雨宿りした昇楽寺が舞台となる内容である。「紅蓮髑髏」という人魂と共に現れる怪異の伝承が語られ、毛利小五郎が突如姿を消す展開が描かれている。

捜索の過程で数日前から行方不明だった僧・勘哲の遺体が発見されるという筋書きである。

この放送事故は中国のSNS・微博で注目を集め、611万人以上のフォロワーを持つブロガーが指摘した。該当ブロガーは「今週放送の『名探偵コナン』で放送事故発生。放送された映像の中に原画がそのまま映っていた。もうこの世界が大きな即席劇団（お粗末なチーム）なんじゃないかと思えてくる」と投稿した。

中国のネットユーザーからは「ありえない」「もう本当に言葉が出ない」「もっと真面目にやってほしい」「スタッフ居眠りしてたんじゃ？」「『名探偵コナン』どんどん手抜きになってるなぁ」「え、これ放送しちゃうの？。誰も気づかなかったの？」といった批判が相次いでいる。

また「やっぱり初期の『名探偵コナン』の方が良かった…。昔は一話一話すごく丁寧で、作画もきれいだった。今はストーリーも雑だし、仕事もおざなりすぎる」といった懐古的な声や制作体制への不満も寄せられている。