『僕のヒーローアカデミア』のTVアニメ最終章『FINAL SEASON』が10月より放送開始された。毎週土曜夕方5:30-6:00に読売テレビ・日本テレビ系での放送のほか、ABEMA、ディズニープラス、FOD、Lemino、TVer、Huluでも配信されている。物語は“個性”を持つことが当たり前の世界でヒーローを目指す緑谷出久（CV:山下大輝）の成長を描く。

第1話「八木俊典：ライジングオリジン」では、ヒーロー陣営が各地でヴィランと激突する中、死柄木弔との合流を目指す巨悪オール・フォー・ワン（AFO／CV:神谷浩史）の前に“無個性”の八木俊典――かつての平和の象徴、オールマイト（CV:三宅健太）が現れる。ワン・フォー・オールを持たないただの人間となった彼はハイテクスーツを纏い“アーマード・オールマイト”として対峙する。塚内刑事の「どうやって戦う！ “無個性”なんだぞ！」という叫びも描かれ、無謀とも映る覚悟が際立った。

劇中でオールマイトは「元々私の戦いだったんだから」と語り、決め台詞「私が来た！」を放つ場面がSNSで大きな反響を呼んでいる。視聴者からは「最高のタイミングで『私が来た！』は反則だろ…」「“無個性”でラスボスに挑むオールマイト、最高にかっこいい」「冒頭から涙が止まらないんだが」などの感動や興奮の声が寄せられている。第1話はワン・フォー・オールを巡る因縁の最終決着への布石として、シリーズのクライマックスを感じさせる幕開けとなった。