「Shibuya StreetDance Week 2025」が11月22日（土）に代々木公園で開催される。主催は公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京とShibuya StreetDance Week実行委員会で、渋谷区商店会連合会、渋谷道玄坂商店街振興組合、一般社団法人渋谷未来デザイン、東急株式会社、株式会社パルコが参画する。

本年のアンバサダーにはEXILE・FANTASTICSのパフォーマー世界、フィメールダンサーUNO、YASS、REAL AKIBA BOYZの龍が就任する。ジャンルの垣根を越えて活躍する4人の参画により、これまで以上に幅広い層のオーディエンスに楽しんでもらえるプログラム構成が打ち出されている。

フィナーレを飾る「DANCE WITH music」ではバンドの生演奏にあわせて出演者と来場者が一体となって踊る企画を予定している。また、即興のバトルが毎回多くのオーディエンスを集める人気プログラム「BATTLE PARK」に加え、かつて「B BOY PARK」でブレイキンバトルが行われたエリアを受け継ぐ「BREAKING AREA」を新設し、先人のダンサーへのリスペクトを示す場としつつ誰もがブレイキンに触れられる機会を創出する。

若手育成の取り組みとして高校生チーム対抗の「SSDW CONTEST」も実施し、ルーキーの発掘と次世代シーンの支援を目指す。パリ五輪での競技化を背景に、ブレイキンのアクロバティックな表現がダンス表現の幅を広げている点にも言及されており、SSDW2025は歴史へのリスペクトと新たな体験の両立を図るフェスティバルである。