劇場アニメ「ホウセンカ」に花江夏樹が出演していることが明らかになった。

同作は木下麦（監督・キャラクターデザイン）と此元和津也（原作・脚本）、企画・アニメーション制作をCLAPが手がけるオリジナル作品で、2025年10月10日に封切られた。

物語は独房で死を迎えようとしていた無期懲役囚の老人・阿久津（CV：小林薫）が、人の言葉をあやつるホウセンカ（ピエール瀧）に話しかけられ自身の半生を振り返る内容である。

花江は「オッドタクシー」で主人公・小戸川を演じた縁から木下監督のオファーを受け、阿久津がかつて生活を共にした女性・那奈の息子で、物語後半に登場する成長した現在の健介役を担当している。

収録前に監督から「日常会話の中で当たり前にずっと一緒に過ごしている感じが出れば」という話があったと明かしており、現在の那奈を演じる宮崎美子との掛け合いは「とっても楽しかった」と振り返っている。

そのほか阿久津役の小林薫やホウセンカ役のピエール瀧、若松役の斉藤壮馬らが出演している。花江、斉藤、木下監督が登壇する舞台挨拶付き上映会が2025年10月22日に東京・新宿バルト9で行われることも決定している。上映時間は90分で、劇場公開日は2025年10月10日である。