Netflixの新作ドラマシリーズ『匿名の恋人たち』が配信され、主演を小栗旬とハン・ヒョジュが務める。大人の純愛を描くロマンティックコメディで、それぞれに生きづらさを抱える登場人物たちが距離を縮めていく物語である。

小栗旬は製菓メーカー御曹司で潔癖のため“人に触れられない”壮亮を演じる。周囲が汚いのではなく自分自身を汚いと感じる内面を踏まえ、触れることの線引き作りが難しかったと語っている。

ハン・ヒョジュは視線恐怖症の天才ショコラティエ・ハナ役を務め、本作では全編日本語のセリフに挑戦している。ハナは韓国人で日本に住んで約10年という設定のため、日本語指導と発音・イントネーションの練習を毎日行ったという。

キャストは「ル・ソベール」チームでチョコレート作りの練習も重ねた。現場ではヒョジュが飾らない人柄で場を盛り上げ、小栗は久しぶりのラブストーリーを「恥ずかしい」と感じる場面もあったと明かしている。

撮影合間にはゴルフで交流を深めた一方、ハナの演技は背中を丸める姿勢が続き「1日中お芝居しているととても疲れました。」と語られ、小栗も「首と肩が凝っちゃうよね。」と話すなど役作りの肉体的負担もあった。撮影秘話やお気に入りのシーンについてのインタビューも掲載されている。