12日、都内で劇場先行版アニメ「ゴールデンカムイ」札幌ビール工場編【前編】の公開記念舞台あいさつが行われ、声優の小林親弘（42）と白石晴香（30）らが出席した。原作は「週刊ヤングジャンプ」で連載された野田サトル氏の漫画で、18年に第1期の放送がスタートし今回で最終章に突入する。

主人公の杉元佐一役を演じる小林はシリーズの放送初期を振り返り、「PVを録ったのが17年の10月だったんですけど、丸々8年」と語った。名ゼリフとして知られる「俺が不死身の杉本だ！」については収録で噛んでしまったエピソードも明かし、会場の笑いを誘った。

アシリパ役の白石は収録に向けて歴代主題歌をまとめたプレイリストを作成し、道中に聴くと「聞いただけで泣きそうになっちゃって」と作品への強い思い入れを語った。舞台あいさつ終盤には「札幌ビール工場編」にちなむ「ゴールデンカムイで乾杯！！！」のコール＆レスポンスが行われ、大量の金テープが発射されて会場は大いに盛り上がった。

舞台あいさつには小林、白石のほかに伊藤健太郎、中田譲治、松岡禎丞、竹本英史、小西克幸、関智一が登壇した。劇場先行版の前編は全国公開中で、後編は10月31日全国公開、テレビアニメ最終章は26年1月よりTOKYO MXほかで放送予定である。