TOKYO FM「木村拓哉 Flow」で木村拓哉がドラマ「教場」の撮影現場について語った。風間教官としての撮影の思い出を問われ、撮影が行われたのは猛暑の時期であったと振り返った。

現場は「熱中症との戦い」と表現され、簡易テントやパラソルで日陰を作るなどスタッフが工夫を重ねたという。カメラマン、照明、音声だけでなく制作部や演出部も含めた全員の力で成り立っていたと説明した。

撮影では監督がモニターを見て「この線ちょっと曲がってんな」と指摘すると、白い石灰のラインを引き直す作業が行われた。演出部や制作部が炎天下で石灰をなじませ、場合によっては箒で整え直すなどの細やかな手作業があったと述べた。

特に女性スタッフが素手で石灰を扱いまっすぐな線を作る姿に強さを感じたと語った。

また、作品は2026年に2部作で届けられることが決定しており、前編「Reunion」は2026年の1月1日からNetflixで配信、後編「Requiem」は2月20日から劇場公開になると明かした。現場の細部にまで及ぶ努力が作品につながっている点を強調している。