歌手の浜崎あゆみが10月6日、自身のInstagramで盛大な誕生日会を報告した。浜崎は10月2日に47歳の誕生日を迎えたばかりである。

一方で、株式会社ワカモノリサーチが全国の14〜19歳の女性423人を対象に行った調査では、「カラオケで浜崎あゆみの曲を歌う」と答えたのは14.7%にとどまり、「歌わない」は85.3%に及んだ。若年層からは「知らない人だから」といった声が寄せられている。

興味深いのは、若者が古い音楽そのものを避けているわけではない点だ。近年は昭和歌謡ブームが再燃し、山口百恵、松田聖子、中森明菜らの楽曲がTikTokなどで話題になっている。

対照的に、同じく「平成の2大歌姫」と称される宇多田ヒカルは、Netflixドラマ『First Love 初恋』の大ヒットを契機に1999年の同名楽曲が再評価され、ストリーミング再生数は2億回を突破した。

また宇多田は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』で「桜流し」、シリーズ完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で「One Last Kiss」を担当しており、これらの仕事が若い世代の接点拡大に寄与していると報じられている。