なにわ男子の長尾謙杜と女優の山田杏奈が7日、都内で行われた映画『恋に至る病』（10月24日公開）の完成披露舞台挨拶＆試写会に登壇した。前田敦子、石原慎也（Saucy Dog）、廣木隆一監督も登場し、公開を前に作品への思いを語った。

長尾と山田は3年ぶりの共演で、2022年に配信された映画『HOMESTAY』以来の再会であると紹介された。長尾は当時を振り返り、山田を「姉さん」と慕っていたことを明かし、撮影初日に山田から「タメ語でいいよ」と言われたエピソードを披露した。

山田は長尾について「長尾くんはあまり変わってないかなと思います」と語り、長尾はその反応に苦笑いを見せた。さらに山田は今回の撮影中に長尾から「おじさんが中に住んでるよね」と言われた旨を明かし、互いの距離感や雰囲気の変化を報告した。

本作は斜線堂有紀の同名小説を実写化した作品で、ミステリ・サスペンスと恋愛を縦横無尽に横断する内容と説明されている。長尾は内気な高校生・宮嶺望を演じ、山田は寄河景を演じるなど、二人の役どころと物語の緊張感にも注目が集まっている。