『Pokémon LEGENDS Z-A（ゼットエー）』は10月16日に発売を控え、ミアレシティを舞台にシリーズ初のリアルタイムの戦闘を導入した作品である。ニンテンドースイッチ 2版（Nintendo Switch 2 Edition）を発売前にプレイしたインプレッションが報じられている。

ゲームプレイは昼と夜で大きく分かれ、昼はワイルドゾーンでポケモンの捕獲や育成を行い、夜はバトルゾーンでＺＡロワイヤルに参加するサイクルで進行する。バトルゾーンで一定の戦績をあげるとランクアップ戦に挑めるようになり、勝利するとＺからＡまでのランクのうち現在の自分のランクが一段上がる仕組みである。

ストーリー面では主人公が所属することになるＭＺ団の物語があり、進行の中で暴走メガシンカと呼ばれる状態になったポケモンとのボスバトルに臨む場面もある。試遊ではワイルドゾーン、バトルゾーン（ＺＡロワイヤル）、ランクアップ戦、ぼうそうメガシンカ戦の四つの遊びを体験できたとされる。

戦闘面ではシリーズの「4つしか技を覚えられない」というルールを踏襲しつつ、覚えた4つの技がABXYボタンに割り振られてそれぞれリアルタイムに繰り出せる方式になっている。クールタイムは存在するがターン制とは異なり、手持ちのポケモンが次々と技を放っていく様子はかなり新鮮である。

ポケモンが覚える技はシリーズおなじみのものが多いものの、リアルタイム化に合わせて一部の技は効果が変わっている。記事ではまきびしが設置技になり、筆者が印象的だとしたたきのぼりは直線上に突進する技になっていると報告されている。他にも多くの技がリアルタイム戦闘に合わせて変化していきそうだと結ばれている。