加藤登紀子が歌手活動60周年を記念した企画アルバム第2弾「明日への讃歌」を10月29日にリリースする。アルバムの発売に先駆け、SUPER BEAVERの「幸せのために生きているだけさ」の新録カバーを本日10月8日に配信リリースした。

加藤登紀子は1943年ハルビン生まれで、1965年に「第2回日本アマチュアシャンソンコンクール」で優勝し、1966年にデビューシングル「誰も誰も知らない」を発表した。これまでに80枚以上のアルバムを発表し、国内外でコンサートを行っている。

SUPER BEAVERは2005年に東京で結成されたロックバンドで、渋谷龍太（Vo）、柳沢亮太（G）、上杉研太（B）、藤原“37才”広明（Dr）の4人で構成される。2009年6月にEPICレコードジャパンからシングル「深呼吸」でメジャーデビューした。

2011年に活動の場をメジャーからインディーズへ移し、年間100本以上のライブを実施したのち、2012年に自主レーベルI×L×P× RECORDSを立ち上げた。2013年にはmurffin discs内のロックレーベル[NOiD]とタッグを組んで活動を継続した。

2020年にSony Music Recordsと契約し、2021年7月には映画「東京リベンジャーズ」の主題歌を表題としたシングル「名前を呼ぶよ」をリリースした。2023年は映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 –運命- / -決戦-」に主題歌「グラデーション」「儚くない」を提供し、山梨・富士急ハイランドでキャリア史上最大キャパの野外ワンマンライブ「都会のラクダSP ～ 真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち ～」を開催した。

今回の配信カバーは世代やジャンルを超えた楽曲のつながりを示す試みであり、加藤の企画アルバムへどのように収められるか注目される。