不朽の名作マンガ『キャッツ♥アイ』の新作アニメで、Adoがオリジナル曲「CAT’S EYE」をカバーすることについてのインタビューが掲載された。取材は高橋源一郎氏（74）が行い、Adoは世界ツアーの最中に応じた。

Adoは杏里の「CAT’S EYE」をカバーできることを「非常に光栄であり、同時に緊張感もありました」と述べ、原曲と原作者へのリスペクトを強調した。歌唱では自分らしさを加えつつ、杏里の歌声にある力強さと三姉妹のキャラクターにつながる「スマートでスッキリした爽やかな印象」をどう表現するかにこだわったという。

表現面では「80年代的な歌唱法」と自身の色を混ぜる意識があり、中でも「♪都会(まち)はきらめく passion fruit」という出だしの表現に言及した。普段から中森明菜や中原めいこの楽曲を聴いているとも語り、80年代楽曲にある「大人っぽさ」や「なめらかさ」を参考にしたことを明かした。

インタビュー全体は、名曲への敬意と新たな表現の両立を模索するAdoの姿勢が伝わる内容である。