ソン・ジュンギは最新作『マイ・ユース』が9月5日より日韓同日配信開始となったことを受け、同作について語った。台本を初めて読んだ際に「平穏に自分を振り返るような時間が必要」と感じたといい、観る側の立場から作品を客観的に捉えているという考えを示している。

彼は本作を単なるラブコメではなく「ロマンスヒューマンドラマ」だと位置づけ、登場人物同士が互いの傷を癒やして導き合う物語であると説明した。主演のソンウ・ヘを自身が演じ、チョン・ウヒが演じるソン・ジェヨンとの関係性を重視している。

特にあるエピソードのエンディングでソン・ジェヨンが初めてソンウ・への痛みを理解し、温かく抱きしめるシーンが最も印象に残っていると語った。

ソン・ジュンギは映画『霜花店 運命、その愛』（2008）でデビューし、『トキメキ☆成均館スキャンダル』（2010）で注目を集めた。その後『優しい男』『私のオオカミ少年』（ともに2012）や『太陽の末裔 Love Under The Sun』（2016）で大きな評価を得て、KBS演技大賞大賞を受賞した経歴を持つ。

近年では『ヴィンチェンツォ』（2021）や『財閥家の末息子～Reborn Rich～』（2022）など話題作にも出演しており、多彩な役を演じ分ける演技力と端正なビジュアルで国内外に多くのファンを持つ存在である。