Avexが手掛けるガールズグループ「XG」が、19日に新曲「GALA」をリリースした。世界最大のストリーミングサービス「Spotify」を見ると、29日現在、日本を除く海外チャート全てでチャートアウトしており、リリース直後の勢いが続いていない様子である。

これまでにチャートインしたのは台湾と香港のみで、英語で歌っているにもかかわらず英語圏でのチャートインは確認されていない。さらにその台湾・香港のチャートからはわずか10日で姿を消している。

メンバーは全員日本人で、K-POPに便乗する形で人気を獲得し、今年はコーチェラにも出演した実績がある。楽曲は全編英語詞で、プロデューサーは「英語は、より多くの人に楽曲を届けるため」と述べている。

だが新曲のチャート成績からは英語詞の有効性に疑問が生じているとの指摘がある。メンバーはアメリカBillboardメインシングルチャート「HOT100」入りを目標に掲げているが、今回も自己初のチャートインは叶わず、下位チャート「Bubbling Under Hot 100」にも入っていない。

一方で、類似ポジションの「KATSEYE」(Gabriela)が56位に入っている点も報じられており、今後は英語詞戦略を継続するか、日本語での展開に軸を戻すかといった議論が出てきそうである。