音楽ユニット「YOASOBI」と南海電鉄の観光列車「めでたいでんしゃ」がコラボしたラッピング列車「YOASOBIワンダラ号」の撮影会が9月25日・27日・28日に和歌山車庫（和歌山市西蔵前丁）で開催された。各日2回、計6回の撮影会には国内外から約300人のファンが参加し、和歌山県民文化会館（和歌山市小松原通1）で行われたホールツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」の和歌山公演に合わせて企画された。

会場では「YOASOBIワンダラ号」を車庫に留置し、等身大パネルのフォトスポットや2人へのメッセージボードを設置した。車内では2人の声が録音された撮影会場限定の放送も行われ、メッセージはイベント終了後に2人に届けられるという運びになっている。

参加したファンからは外装だけでなく内装の凝りようや列車そのもののかわいらしさを評価する声が多く、初めて和歌山を訪れためでたいでんしゃの姿に「かわいい」という反応も目立った。

同社運輸車両部営業担当の岸上俊さんは、全国各地から訪れたYOASOBIファンの参加によって和歌山公演が盛り上がったと述べ、めでたいでんしゃのファンにもなってまた乗りに来てほしいと期待感を示した。

「YOASOBIワンダラ号」は12月14日まで南海電鉄加太線で運行しており、地域とのコラボレーションを通じてファン体験を広げる取り組みとなっている。