いまから19年前の2006年（平成18年）9月28日、ニンテンドーDS用ソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』が発売された。株式会社ポケモンから発売された本作は、ニンテンドーDSで初めて登場した『ポケットモンスター』シリーズである。

最初にもらえる3匹はナエトル、ヒコザル、ポッチャマで、パッケージに描かれていた伝説のポケモンはディアルガとパルキアであった。制作スタッフは“究極の『ポケットモンスター』”を目指したという意図をタイトルに込めている。

舞台はシンオウ地方で、暗躍する悪の組織はギンガ団、登場するポケモン博士はナナカマド博士である。プラットフォームがニンテンドーDSになったことでタッチスクリーンを活用した操作や、ポケッチなどのアプリが実装された。

初めてワイヤレス通信やWi-Fi通信に対応し、遠くのトレーナーとの交換や対戦が可能になった点が大きな変化であった。とくにGTSこと“グローバルトレードステーション”は交換の利便性を大きく高め、多くのユーザーが日常的に利用した。なお、新バージョン『ポケットモンスター プラチナ』は2008年9月13日に発売されている。