俳優のグレン・パウエルが、新作ドラマ『チャド・パワーズ 人生コンバート大作戦』の特殊メイクについてトム・クルーズに相談したことを明かした。

パウエルは同作でかつてフットボールのスター選手だったラス・ホリデイを演じ、チャド・パワーズという風変わりな天才選手を装って再入団を目指す役どころである。

撮影では頬をふくよかにするなどの特殊メイクを施し、その際に『トロピック・サンダー／史上最低の作戦』でレス・グロスマンを演じた経験のあるトム・クルーズに電話で助言を求めた。

同作でクルーズははげ頭で全身毛むくじゃら、ぽっちゃり体型という徹底した変身を見せており、パウエルは特殊メイクがおかしな方向に進まないようクルーズが大いに助けてくれたと語っている。

パウエルはまた、『トップガン マーヴェリック』で共演して以降、様々な面でクルーズにアドバイスを求めるようになったと述べている。

同作のオーディションでは当初ルースター役を逃したが、クルーズや制作幹部から高い評価を受けハングマン役で出演が決まったという。

パウエルは『恋するプリテンダー』で共演したシドニー・スウィーニーとの熱愛の噂時に、周囲の騒ぎの“音量”をどう扱うかというクルーズの助言を思い出したとも語っている。

『チャド・パワーズ 人生コンバート大作戦』はESPN+で配信されたイーライ・マニングによるパロディー動画シリーズを基にしており、パウエルはイーライ・マニング、ペイトン・マニングとともに製作総指揮を務め、マイケル・ウォルドロンと共同制作・プロデュースを行っている。