ナム・デジュン監督は、映画『ファーストライド』の制作発表会でチャウヌの起用について強い意志を示した。25日午前、ソウルのCGV 龍山アイパークモールで行われた会見には監督とカン・ハヌル、キム・ヨングァン、カン・ヨンソク、ハン・ソナが出席した。

チャウヌは7月28日に大韓民国陸軍に現役入隊したため制作発表会には不在であったが、監督は「チャウヌでなければ成立しない、説得力のないキャラクターだった」と述べた。さらに「チャウヌが選ばなければキャラクターを変えるか、チャウヌの除隊を待って撮影するしかなかった」と明かし、起用の必然性を強調した。

監督はチャウヌについて「ご先祖様のおかげだと思う」とも語り、コメディ演技への期待を示した。作品ではカン・ハヌルがテジョン、キム・ヨングァンがドジン、チャウヌがヨンミン、カン・ヨンソクがクムボク、ハン・ソナがオクシムを演じる。

チャウヌの演じるヨンミンは自分の外見を客観視できない「世界的なDJを夢見る『部屋DJ』ヨンミン」として設定されている。『ファーストライド』は24年来の友人たちが初めて海外旅行に出るコメディで、10月29日に韓国で公開される予定である。