SEKAI NO OWARIのASIA TOUR 2025「Phoenix」が9月20日・21日のソウル公演を皮切りにスタートした。デビュー15周年のアニバーサリーイヤーにあたり、先日9月3日には最新シングルのダブルA面「琥珀／図鑑」をリリースしている。

今回のアジアツアーはアジア6都市7公演を巡る日程で、SEKAI NO OWARIとしては2019年に開催されたASIA TOUR「The Colors」以来の開催である。昨年のアリーナツアー「深海」では史上最大規模となる約35万人を動員しており、今回も高い注目を集めている。

ツアーのテーマは「復活」で、楽曲と共にアーティストとShohei Takasakiのライブペインティングを組み合わせた演出により、15年の歩みそのものを舞台上のビジュアルで再構築する構成になっている。ビジュアルを通してストーリーを感じさせる演出が意図されている。

ソウル公演では現地ファンによる「RPG」の大合唱が起き、日本公演を上回るほどの大歓声に包まれて公演が行われたと報じられている。こうした熱量がツアー全体の盛り上がりにどう反映されるかも注目である。

また9月21日には新たなアーティスト写真が公開され、2種類の異なるシチュエーションで撮影された写真はいずれも現在の雰囲気を捉えた印象的な仕上がりである。撮影はフォトグラファーの永峰拓也氏が担当した。

デビュー15周年を迎えてなお進化を続けるSEKAI NO OWARIの新しい姿と、ライブとビジュアルを掛け合わせた舞台表現に注目である。