Netflixシリーズ『匿名の恋人たち』が第30回釜山国際映画祭オンスクリーン部門に正式招待され、ワールドプレミアが9月19日に行われた。10月16日から世界独占配信される本作は、30～40代の大人の純愛を描くロマンティックコメディであり、13年ぶりの王道ロマコメとして制作された。

小栗旬は潔癖で人と握手さえ交わせなくなった製菓メーカー御曹司・藤原壮亮役を演じ、ハン・ヒョジュは視線恐怖症を抱える天才ショコラティエ・イ・ハナを演じる。赤西仁が寛役、中村ゆりがアイリーン役として出演する。

プレミア当日の朝にはメイン予告とキーアートが解禁され、第1・2話が初お披露目された。上映終了後、温かな拍手に包まれる会場に小栗、ヒョジュ、月川翔監督が登壇し、約300人の観客から歓声と拍手が巻き起こった。

釜山国際映画祭へは小栗にとって初参加であり、小栗は韓国語で「サランヘヨ！（愛しています）」とあいさつし、ヒョジュに耳打ちで教わったことも明かした。世界で活躍する日韓のスタッフと豪華キャストが集結した本作は、不器用だがいとおしい大人の恋をコミカルに描き、配信開始に向けて期待が高まっている。