HONDA WINNER Rがベトナムで発表された。総排気量は149.2ccで、エンジンは水冷4ストDOHC4バルブ単気筒を採用している。

車体仕様はシート高795mm、車両重量124kgと公表され、現地価格は4616万～5006万ドン（※約25万7936円～27万9703円）となっている。外観はスポーティで、記事では「アンダーボーン界のCBR1000RR-R」と評されるような力強いデザインが強調されている。

「アンダーボーン」とはスーパーカブ由来の低い背骨位置のフレームを指すカテゴリーで、同記事はその構造説明とともに、アジア圏でスポーツモデルが若者やレースで人気を集めている事情を伝えている。車名は初代「ウィナー150」（2017年）を経て「ウィナーX」から進化してきた系譜であり、今回の「WINNER R」もスポーツ性を前面に出したモデルであると説明している。

LEDヘッドライトのデザインはファイアーブレードを連想させる意匠で、カラーリングやスタイル面でも明確にスポーティさを打ち出している点が紹介されている。