9月21日に開催された完成披露試写会にて、三谷幸喜脚本、菅田将暉主演の水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の主題歌がYOASOBIの書き下ろし楽曲「劇上」に決定したと発表された。

本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含む完全オリジナル作品である。YOASOBIは三谷の私小説『劇場ものがたり』を原作にして本楽曲を制作した。

「劇上」は“この世界は舞台であって、人間はみんな役者である”というテーマを軸に紡がれ、YOASOBIの現在を詰め込んだ特別な一曲に仕上がっている。

10月1日に結成6年を迎えるYOASOBIにとって、連続ドラマへ楽曲提供するのは初めてとなる点も大きな話題である。さらにコンポーザーのAyaseがボーカル参加することも実現しており、新たな試みによる音像の変化も期待される。

音源はドラマ初回放送内で初公開される予定であり、YOASOBIとプロデューサーの金城綾香からは制作過程に関するコメントも到着している。金城はデモ試聴時の感動を語り、YOASOBI側は台本の熟読やレコーディング、ミックスチェック、歌詞の書き直しを重ねて制作したことを明かしている。

ドラマと楽曲がどのように結びつくか、放送開始とあわせて注目が集まる。