山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』が、第38回東京国際映画祭（10月27日～11月5日）のセンターピース作品に選出された。山田監督の91本目となる本作は、11月21日公開が決まっている。

キャストには倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、イ・ジュニョン、笹野高史らが名を連ねる。木村拓哉は『武士の一分』以来19年ぶりの山田組参加となる。

関係者によれば、本作は高齢の女性とタクシー運転手が交差する物語など人間ドラマを描く作品で、多彩なキャストの競演が注目されている。東京国際映画祭のセンターピースはオープニングやクロージングと並ぶ特別な枠であり、作品の存在感が中盤を彩る位置づけである。

映画祭での上映決定は公開を控えた作品にとって大きな評価となり、公開に向けた期待が高まっている。山田監督の長年のキャリアと豪華な出演陣、公開日という具体的な発表がファンや映画関係者の関心を集めている。