『劇場先行版 アニメ「ゴールデンカムイ」札幌ビール工場編』が前後編2部作で劇場公開される。前編が10月10日(金)から、後編が10月31日(金)から連続公開されるという発表である。

アニメ版が劇場で上映されるのは今回が初であり、既存の総集編ではなく最終章に向けて押さえておくべき“札幌ビール工場編”のド派手なバトルが大スクリーンで展開される。

原作は野田サトルが2014年に「週刊ヤングジャンプ」で連載を開始し、2022年4月まで約8年にわたって連載された作品である。

物語は“不死身の杉元”こと杉元佐一とアイヌの少女アシリパが埋蔵金の在り処を示す“刺青人皮(いれずみにんぴ)”を求めて北海道を旅しながら、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉や土方歳三らと壮絶な争いを繰り広げる。

同作は「マンガ大賞2016」第1位や「第22回手塚治虫文化賞」マンガ大賞などを受賞し、累計発行部数は3000万部を突破している。

テレビアニメ版は2018年4月にスタートし、すでに第4期まで放送されている。

2026年1月からはテレビアニメの“最終章”の放送がスタートする予定であり、今回の劇場先行版はその序章に位置付けられている。