人気女性グループ少女時代のメンバー、ヒョヨンが多文化家庭の女性青少年支援のために1000万ウォン（日本円＝約106万円）を寄付したと、国際開発協力NGOのGFOUNDATIONが9月12日に発表した。

寄付はヒョヨンと彼女のパーティブランド「HWA：HAP（花：合）」クルーによるもので、9月11日にソウル聖水洞（ソンスドン）で開催したローンチ記念パーティの物販収益の一部などが含まれる。

ヒョヨンはDJ名義「HYO」としても活動しており、新曲『YES』のリリースを記念して同イベントを行った。GFOUNDATIONは寄付金を多文化家庭の女性青少年の生計費や教育費、生活必需品、食料品の支援に充てる予定だと説明している。

「HWA：HAP」というブランド名には「互いに異なる根から咲いた花が、音楽の中で一つに調和する」という意味が込められている。今回の寄付はその「和合」の精神を実践する趣旨で、さまざまな背景を持つ人々が音楽の中でともに調和できることを目指す意図もあるとされる。

GFOUNDATIONのパク・チュングァン代表はヒョヨンに感謝を述べ、寄付金が青少年の安定した成長のための土台になるだろうとコメントした。ヒョヨンは1989年9月22日生まれで、2007年に少女時代としてデビューしグループではメインダンサーを務める。2018年からは「DJ HYO」名義でDJ活動を開始し、EDMのソロ曲を複数リリースしている。支援の形を通じてアーティストの社会的発信が具体的な支援につながった事例である。