なにわ男子の『アシンメトリー/Black Nightmare』がBillboard Japanの週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”（集計期間：2025年9月1日～9月7日）で358,063枚を売り上げて首位を記録した。

同作は9月3日に全4形態で発売されたなにわ男子の9thシングルである。本作には大橋和也の主演ドラマ『リベンジ・スパイ』と、藤原丈一郎が主演するドラマ『ロンダリング』の主題歌が収録されている。

記事はSoundScanJapanの販売データを用いて初週の地域別販売比率を分析しており、関東が30％超、近畿が20％以上で、中部、九州が続く構成であると示した。前作の8thシングル『Doki it』は初週336,529枚で、本作の初週売上はそれを上回った。

『アシンメトリー/Black Nightmare』と『Doki it』の販売比率はかなり近く、直近2作は関東の比率が減少し九州の比率が増加している点が目立つ。2024年8月リリースの7thシングル『コイスルヒカリ』と比較すると直近2作の傾向が明確である。

全シングルの平均と比べても、直近3作はいずれも関東の数値が全体を下回り、近畿と九州が上回っている。なにわ男子が関西発のグループであることに加え、メンバー7人のうち、6人が近畿（大阪、兵庫）、1人が九州（福岡）出身であることが地域別販売動向に影響している可能性が指摘されている。

図表を用いた比較では、多少の増減はあるものの『Doki it』との差は大きくないとまとめられている。記事はSoundScanJapanのデータに基づくグラフで地域別の傾向を視覚的に示している。