2025年9月14日、都内で開催中のイベント「TSUBURAYA CONVENTION 2025」内のステージ「ウルトラマンゼロ15th～Beyond the STARS～グランドフィナーレ」で、ウルトラマンゼロの新作映画の製作がサプライズ発表された。

当日はウルトラマンゼロの声を担当する宮野真守も出席し、新作発表に驚きの表情を見せた。

出演ゲストは濱田龍臣（「ウルトラマンジード」朝倉リク役）、小野友樹（ウルトラマンベリアル／ベリアロクの声）、畠中祐（ウルトラマンゼットの声）、関智一（グレンファイヤーの声）らが名を連ね、朗読ショーやトークが行われた。

約70分におよぶプログラムの終了間際、客席後方からウルトラセブンが登場し、会場のスクリーンに森次晃嗣のビデオメッセージが映し出された。

森次は「この15年の間に、君は私の元を離れ、多くの仲間を得て、そしてこんなに多くのみなさんに愛されるようになりました。父親としてとても嬉しく思います。15年間、お疲れ様でした」と宮野とゼロをねぎらった。

その続きとして森次は「ですが、15周年で満足するなんて60年早いわ！ 君たちには、まだやるべきことがあるんだ。さあゼロ、お前がやるんだ！」と語り、直後にスクリーンに「『ウルトラマンゼロ』新作映画製作決定」の文字が映し出され、大きな歓声が湧いた。

発表はウルトラマンシリーズ60周年を記念した映画であることも明かされ、一部のファンが涙を流す場面も見られた。

イベントは15周年プロジェクトの締めくくりとして開催され、ゼロの歩みを振り返る内容とサプライズ発表でフィナーレを飾った。