俳優の福山雅治（56）が9月12日に都内で行われた主演映画「ブラック・ショーマン」初日舞台あいさつに出席した。会見では自身の最近ついた嘘について問われ、「毎日嘘ついてるんです」と明かした。

作品は東野圭吾による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」が原作で、超個性的な天才マジシャンの神尾武史（福山雅治）と、姪の神尾真世（有村架純）が事件の謎に迫るミステリードラマである。

福山は「本当はちょっと寒いけど、エアコンの風について何も言えなかったとか…」など日常の小さな嘘を挙げ、「物心ついてから嘘つかなかった日って多分ほとんどなくて、毎日多少なりちょっとずつついてる」と告白した。会場では「実は僕すごいお腹空いてますから！何を食べようかなと考えてます」といった冗談も交えた。

公開記念として原作者の東野圭吾氏から寄せられたメッセージがMCにより代読され、「次回はトムクルーズばりのアクションなんかはいかがでしょうか」との提案があった。これに対し福山は一瞬考えるそぶりを見せたが、「先生が飛べと言われたら飛ぶしかないですから。よろしくお願いいたします！」と応じ、次回作でのアクション挑戦へ意欲を示した。