加藤登紀子がSUPER BEAVERの楽曲「幸せのために生きているだけさ」をカバーし、10月8日に配信リリースすることが発表された。

今回のカバーは加藤自身の強い希望で新録されたもので、ベースに亀田誠治、ドラムに河村“カースケ”智康、ギターに佐橋佳幸、ピアノに鬼武みゆきといった豪華な面々が参加している。

両者の交流は、SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太がスタジオジブリトリビュートアルバム『ジブリをうたう』で加藤の「時には昔の話を」カバーしたことがきっかけで始まった。

渋谷の歌声に感動した加藤はSUPER BEAVERのライブに足を運び、公式YouTube番組「登紀子の『土の日』ライブ」に渋谷をゲスト招致するなど交流が続いている。

今回のカバーは加藤の歌手活動60周年を記念する企画アルバム第2弾『明日への讃歌』に収録され、同アルバムは10月29日にリリース予定である。

『明日への讃歌』は「出会い物語」と「恋話」をテーマとした2枚組で、DISC-1には中島みゆき作詞作曲の「この空を飛べたら」などの共作やコラボ、カバーを収録し、DISC-2には恋をテーマにした代表曲をコンパイルする内容となる。

加藤は2025年5月に企画第1弾『for peace』を発表しており、年末には60周年感謝祭として恒例の『ほろ酔いコンサート』が12月に6都市全7公演で開催されることも発表されている。