2025年8月15日、宇多田ヒカルが国内大型音楽フェス「SONICMANIA」にサプライズゲストとして登場した。約1万人のオーディエンスが詰めかけたfloating pointsのステージにて披露したのは、彼女の8thアルバム「BADモード」に収録されている楽曲「Somewhere Near Marseilles ―マルセイユ辺り―」である。

この楽曲は海外音楽メディアPitchforkが発表した「The 100 Best Songs of 2022」にて10位を獲得するなど、国内外から高い評価を獲得。2024年には(Sci-Fi Edit)がリリースされ、根強い人気を誇っている。

宇多田ヒカルは2012年のCARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacaiシークレットライブでfloating pointsと初共演を果たし、今回は3年ぶりの共演となった。ステージの中盤、floating pointsのMCから「今日は友達を連れてきました。宇多田ヒカルです」と紹介され、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

事前にSNSでの匂わせ投稿もあり、宇多田の登場は大きな歓声と驚きを呼んだ。SNS上では「宇多田ヒカルが出た！マジで来た！」「ボルテージやばい」「ゲスト出演、宇多田ヒカル泣いた」などファンの熱狂的な反応が相次いだ。

SONICMANIAでのパフォーマンスはこれが宇多田にとって国内音楽フェス初出演となり、新たな魅力をファンに示す貴重な機会となった。今後の音楽活動にますます注目が集まることが予想される。