女優の吉高由里子が、自身の心の声や“等身大”の自分について書き綴った本『しらふ』が注目されている。

彼女はテレビに映る自分の声や顔に違和感を感じながらも、それを受け入れ「あきらめた」と語る。20代前半に、自分に対する周囲のイメージと現実のギャップについて苦しまないように決意したという。

吉高は「オンオフが切り替えられない自分」を認め、飾らない自分をわかってくれる人の存在を大切にしている。

注目は、ロックバンドONE OK ROCKのリーダー兼ギタリストのToruとの同級生スペシャル対談。彼らは中学校の同級生であり、今も友情を温めている。対談では10代の自分たちに「30代になっても友人でいて面白いことが起きる」と伝えたいという思いが語られた。

また、吉高はニュージーランドでの旅の中で美しい星空を見上げ、自身の感性の豊かさを再認識。

『しらふ』には彼女による挿絵や直筆旅日記も収められており、ファンにとって魅力的な内容となっている。

今後も吉高由里子の独特で繊細な表現が、新しい物語を届けてくれることが期待されている。