日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ48」で、アイドルグループSUPER EIGHTの横山裕がチャリティーマラソンランナーに決定した。

発表は2025年7月31日に同局系「ヒルナンデス！」で行われ、横山は走る距離を今後の練習により決定する予定である。

横山は2014年に同番組のランナーを務めた元TOKIOの城島茂の10１キロ超えを目標に掲げ、「リーダー(城島)にも報告したい」と意気込みを述べた。

城島は当時43歳で101キロを完走し、そのゴールシーンを横山はメインパーソナリティーを務めた関ジャニ∞の一員として間近で見届けた。

横山は3歳のときに両親が離婚し、経済的に恵まれない環境で育った。母の再婚後、異父弟が2人でき、中学卒業後は工事現場で働きながら芸能活動を始めた。

家族の事情で弟たちは児童養護施設で生活していることから、横山は児童養護施設への恩返しを目的に走る。

横山は週3～4回ジムで走るなど練習に励んでおり、6月から本格的に走り始めている。

「走って何かが変わるとは思わないが、知ってもらうきっかけになれば意味がある」と述べ、支援を必要とする子どもたちのために走ることの意義を語った。

チャリティーマラソンでは安全面を考慮し専門家の指導を受けて練習。横山は負けず嫌いな性格で、練習中に最も速いと言われているため、今はゆっくり走る練習に努めているという。

完走後は2日後にライブ出演を控えており、「自分の知らない自分を見つけられそうで楽しみ」と強い意気込みである。