少女時代のクォン・ユリが主演を務める韓国発の精神崩壊スリラー映画『侵蝕』が、2025年9月5日に日本で全国公開されることが正式に決まった。

本作は第29回釜山国際映画祭のコリアンシネマトゥデイパノラマ部門に公式招待され、公開後は韓国で興行収入初登場1位を記録するなど、高い評価を受けている。

物語は、静かな生活を送る母親ヨンウンと、異常な行動を見せ始める娘ソヒョンの関係性を中心に展開。幼い娘の無垢な笑顔と裏腹に、次第に彼女が引き起こす不穏な事件が日常を侵蝕していく。

ユリは今までの親しみやすいイメージを脱ぎ捨て、深みのある役どころを繊細に演じており、その新境地がファンや映画ファンから注目を集めている。

ティザービジュアルや特報映像では、拳を握りしめた少女の表情や「一体、何者。」というコピーが緊迫感を生み出し、作品のミステリアスかつ緊張感ある空気を巧みに表現している。

また、「ママも、私が怖い？」と語りかけるシーンが映し出され、母と娘の複雑な心理描写が観客の心をつかんでいる。

監督はキム・ヨジョンとイ・ジョンチャンが務め、緻密な脚本と映像表現で観る者を引き込む内容となっている。

同作はスリラー好きや韓国映画ファンのみならず、少女時代推しの人々にとっても新たな推しの魅力を発見できる作品である。

日本での公開に際し、多くのファンがユリの新たな一面を見ることを楽しみにしている。

公開場所は新宿ピカデリーほかで、ファンや映画愛好家はぜひ劇場での鑑賞を検討したい。