リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」の5度目の再演が2026年に大阪・サンケイホールブリーゼと東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで行われることが発表された。

この朗読劇は、画家・絵本作家たなかしんの同名小説を原作に、関西弁を取り入れた独特の温かみとユーモアが特徴。3人の俳優が家族の役割を演じ分け、絵や音楽とともに物語を紡ぐ構成となっている。

主演の"ぼく"役には、AmBitiousの真弓孟之が初主演として抜擢された。舞台ではミュージカル作品以外での主演は3年ぶりであり、新たな演技の挑戦として注目されている。

"おかん"役を務める羽野晶紀は、過去の公演から続投し、そのチャーミングさと演技力でファンの支持を得ている。一方、新たに"おとん"役に古田新太が加わり、作品に新たな風を吹き込む。

三者のコメントからは、それぞれ本作への意欲と期待が溢れ、真弓は朗読劇出演が初体験であるため新鮮な気持ちとともに成長への意欲を示している。羽野は共演者との関係や役どころに対する楽しみを表現し、古田も初参加ながら良い作品作りへの意気込みを語っている。

この作品は2021年初演以降、関西弁の語り口と親しみやすい家族の情景描写で多くの観客を魅了しており、今回のキャスト変更もファンにとって新鮮な見どころとなる。

チケットの一般販売は2025年12月に予定されているため、推し活ファンや朗読劇ファンはぜひ注目してほしい。

本作は独特な関西弁の朗読劇という形で、親しみやすい家族物語を新鮮に届けるという点で今後の舞台シーンの注目作となるだろう。