韓国の人気ガールズグループ少女時代のメンバーで女優としても活躍するユナが、悪質なネットコメントに対して所属事務所が厳重な法的措置を講じていることが明らかとなった。所属事務所のSMエンターテインメントは6月10日に公式声明を発表し、虚偽の事実の流布や悪意ある誹謗中傷、名誉毀損にあたる投稿に対してすでに告訴状を提出し、捜査に協力を要請したと説明した。

事務所はユナの実名やイニシャル、ニックネームを使った違法行為にも対応し、刑事告訴をはじめ可能な限りの民事・刑事措置を取っていく方針で、善処や示談の余地は一切なく厳正に対処することを強調している。具体的には、確認されていない噂の創作や悪意あるコメント・動画の投稿を明らかに違法行為と定義し、ファンにもそうした投稿の自粛と通報を呼びかけている。

ユナは少女時代の中心メンバーとしての存在感を示し、韓国国内外で高い人気を博す。女優としても活躍しており、最新作ではタイムスリップしたフレンチシェフを主人公にしたドラマ『暴君のシェフ』の撮影中である。ファンは彼女の安全と名誉を守るため、ネット上での誹謗中傷に対して警戒を強めている。

今回の厳しい法的対応は、芸能人の権利保護のため、またネット上の健全なコミュニケーションの促進を目的としている。SNSや動画投稿プラットフォームでの悪質投稿が減少することが期待されており、推しの安全を願うファンにとって心強い動きである。

今後もSMエンターテインメントは、所属アーティストの権益を守るために断固とした姿勢で臨むことを明言しており、ユナの活動と名誉が末長く支えられることに期待が寄せられている。