韓国の女性アイドルグループ少女時代のメンバーであり、女優としても活動中のユナが、悪質なコメントに対して法的措置を講じていることが明らかになった。ユナの所属事務所SMエンターテインメントは、SNS公式チャンネルを通じて、虚偽の事実の流布や悪意ある誹謗中傷、名誉毀損に該当する投稿が多数確認されたとして告訴状を提出し、捜査への協力を求めていると発表した。

さらに、ユナの実名だけでなく、イニシャルやニックネームを使った悪質な言動もすべて違法行為とみなし、刑事告訴を含むあらゆる民事・刑事上の措置を講じる方針を明確にした。善処や示談も一切行わず、厳正に対応していくことでファンにも通報の協力を呼びかけている。

一方で、ユナは現在、人気ウェブ小説を原作にした新ドラマ『暴君のシェフ』の撮影に励んでおり、同作ではタイムスリップしたフレンチシェフとしての魅力と、暴君と称される美食家との500年を越えるファンタジー・サバイバル・ロマンスが描かれる。

ユナは2007年、少女時代の顔としてデビューし、センターとして絶大な存在感を放つ。韓国日本、アジア全域、さらには欧米でもファンが多い。女優としても映画『EXIT』のヒットで評価が高まり、YouTubeチャンネルの登録者数も約64万人と幅広く活動している。

今回の法的措置表明は、ファンに対しても悪質な書き込みやデマの拡散防止と、アーティストの権利保護の重要性を訴える意味でも注目されている。これにより推し活をより安心して楽しめる環境づくりへの一歩となるだろう。