Official髭男dismは2025年、初めてのスタジアムツアー『OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 2025』を開催し、約25万人を動員した。全4公演にわたるツアーは大阪のヤンマースタジアム長居と神奈川の日産スタジアムを巡り、彼らのキャリアでも最大規模のライブとなった。

6月1日のファイナル公演は約7万人の観客を前に開催され、バンドの代表曲「Pretender」や映画主題歌の「SOULSOUP」、最新曲「50%」を含む全22曲が披露された。

ステージには湾曲状の巨大LEDスクリーンが設置され、映像、噴水、火炎、花火などスタジアムならではの豪華な演出が展開。メンバーたちは10年の歩みと未来の可能性を感じさせる感動的なパフォーマンスを見せた。

公演の冒頭ではMy Chemical Romanceの「Welcome to the Black Parade」が流れ、空模様も味方した中でライブはスタート。オープニング映像はバンドのレコーディングスタジオにズームインし、そこで藤原聡がリアルに登場するという凝った演出で観客を魅了した。

また、このスタジアムツアーファイナルの模様は映画化され、10月17日から全国47都道府県で上映予定となっている。映像作品を通じてファンは改めて彼らの迫力あるライブ体験を楽しむことができる。

このツアーは単なるライブの枠を超え、Official髭男dismの音楽的成長や結束力、そして多くのファンと共有した特別な時間を象徴するものとなった。新たな挑戦を成功させた彼らの今後の活躍がさらに期待される。