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今回の「どうぞの椅子」を、私なりに漢字一文字で表すと『共』でした。
今回のテーマは、「夏は夜」
難しいことは考えず、ただ誰かと一緒に夏の夜を楽しめたらいいな。
そんな思いから企画した時間でした。
焼き鳥の香り。
枝豆や冷やしトマトが並ぶ、夏らしい食卓。
お祭りにも似た、ワイワイ、ガヤガヤとした居酒屋さんならではの活気。
いつものカフェとは違い、この日は少し大きな声を出さなければ、テーブルの端と端には届きません。
でも、不思議と気になりませんでした。
「全部聞こえなくても、雰囲気で笑い合えれば、それでいい。」
そんな肩の力がふっと抜けた、夏の夜だったように思います。
いつもは違う場所で、違う毎日を過ごしている人たちが、一つのテーブルを囲む。
乾杯をして、同じ料理を分け合い、「美味しいね」と笑い合う。
仕事も、年齢も、性別も関係なく、ただこの夏の夜を一緒に味わう。
「共に食べる」
「共に笑う」
「共に過ごす」
今回の『共』という一文字には、そんな時間がたくさん詰まっていました。
誰かと同じ場所で、同じ時間を過ごすこと。
それだけで、心はこんなにも満たされるものなのだと、改めて感じました。
レモンサワーで少しだけほろ酔いになりながら、
「人と一緒に過ごす時間って、やっぱり素敵だなぁ。」
そんなことを、しみじみと思う自分がいました。
イベントの最後は、夏の夜を彩るプロジェクションマッピングへ。
夏の夜風に吹かれながら、それぞれが思い思いに光を見上げる時間も、また豊かなひとときでした。
予報より少し早く降り出した雨で、早めに解散することになりましたが、それもまた夏らしい思い出。
帰り道は、夏の夜を満喫した余韻で、心は静かに満たされていました。
「夏は夜」
昔の人がそう表現した理由を、この夜、少しだけ感じられた気がします。
昼間とは違う空気が流れ、
昼間とは違う表情を見せてくれる夏の夜。
その時間を、
共に味わい、
共に笑い、
共に過ごしてくださった5人の皆さんへ。
今回も心からの感謝を込めて。
どうぞの椅子 主催者
ゆかの覚書