【福岡】ブルーライトはカット率25%くらいが普段使いにはちょうど良い【友達作り】

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4〜5年ほどまえに購入したメガネを使い倒しており、彼女から事あるごとに

『レンズが汚い』
『いつになったらそのメガネ替えると?』
『視界がゴミ』

などと口汚く罵られる日々を何とかやり過ごしていた。
だって手続ってか店行くのも面倒くさいし、金かかるし……。
決して視界は良好とは言えないながらも、見えてはいたので大して気に留めていなかった。

ある時、友人の買い物に付き合ってメガネ店に入ったところ、サービスで私のメガネもクリーニングしてくださるとの申出を受けた。
ここぞとばかりに彼女からの罵詈雑言を払拭するため、私は店員さんに懇願した。

『購入時の頃までとは言わないので、何とかレンズ綺麗にしてもらえませんか』

無茶としか言いようのない私の願いに対して、さすがはプロの店員さんである。次のようにアドバイスをしてくださった。

『うーん。かなり長期間ご愛用されているようですね。保護膜も劣化しているようですし、可能な限りクリーニングは致しますが、良好な視界を取り戻すことはかなり難しいかと思います……。』

メガネだけに冷静な観察眼である(?)。その後こう続けられた。

『レンズの耐用年数は2〜3年程度ですし、差し支えなければ当店で交換いたしましょうか?』

商機を捉えつつあくまでお客様主導な接客トークに、私は思わず頷きかける。
メガネ屋さんにクリーニングしてもらえば何とかなる! などと短絡的に考えていた私に先立つものなどあるはずもない(つまり金欠であった)。

とりあえず応急処置的にクリーニングをしてもらい、申し出を辞退した。

後日、給料日を経て別のメガネ店に赴き、私は高らかに宣言した。

『レンズの交換をおねがいしまぁす!!』

プロの目から見ても視界を取り戻すことが不可能と発覚し、彼女からの指摘はより確度を増して鋭く私に突き刺さってきていたのだ。

『もうどうしようもないメガネやん』
『汚すぎ』
『捨てたら?』

酷い言われようである。
私にはもうなす術は無い。

某z○ffにて支払いを行う最中、店員さんは親しげに一つの提案をして下さった。

『ブルーライトのカット率はいかがされますか?
お客様のご希望次第ですが、25%か50%からお選びいただけます。視界を重視するか、高カット率による目への影響を重視されるかで、いずれかお選びいただいている方が多いですよ』

なるほど……確かに普段からPCを使うし、目の負担は大きそうだ。
私はここでまたも短絡的に

『じゃあ50%でお願いします!!』

とお願いしてしまった。
これが後に新たな悩みの種となることを一切想像していない男の発言である。
あの時の私を全力で止めたい。

約一週間後、美しいレンズのメガネが戻ってきたとの連絡がお店から届いた。
早速彼女を連れ立って受け取りに行くことに。

おお……レンズが替わっただけなのに、まるで新品のようではないか(気のせい)。
早速装着してみる。

『……黄色くね?』

あまりに高いカット率のため、視界がほとんど黄色みがかってしまっている。
白いテーブルも何もかも、夕暮れ時のような色合いだ。
日常において、いかに私の視界に青い光が差し込んでいるのかを知った瞬間である。

しかしながら日常使いなら25%にしておけば良かった……。

決して店員さんは悪くない。
いつの時も短絡的な決断を下す私が悪いのだ。

彼女からも黄色みがかっとるねと指摘され、外から見てもそう映るのかとショックを受けている。
彼女からは結局、

『新しいメガネ買ったら?』

と言われる始末である。

うるせーーーー!!!
俺は(しばらく)この黄色い視界で生きていくんじゃい!!

……慣れなかったら新しいメガネ買おうかな……。
皆さんもブルーライトカット率は気をつけて決めましょうね。
50%を選んだあなた、すべてが黄色い世界にようこそ……!

皆さんの今日がより良い1日となりますように!!
それでは!