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今回は2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟」を記念して、中世の兄弟・戦国時代などを通して、豊臣兄弟を学ぶ企画です。
大河ドラマを知らない方でも、豊臣秀長を知らない人でもわかる内容をめざしました。
喫茶店で行い、ワンドリンクを各自頼んで着座いただき、配布プリントを配ります。
進行は主催がパソコンスライドを見ていただきながら、説明します。
参加者は7名
主な内容は以下の通りです。
⓪豊臣兄弟とは(昔は聞かなかった言葉、それは豊臣秀吉がフォーカスされすぎたから?)
①中世の兄弟について(鎌倉時代中期までは貨幣がありませんでしたので、土地が財産のメインでした、財産の相続権を持つ嫡子という言葉をなんとなく学んでいきます)
②戦国時代(戦国時代は応仁の乱からですが、何がどうなったのかを考えていきます)
③足軽とは(豊臣兄弟のスタート地点、足軽。足軽の歴史、なぜ足軽は武士でもないのに兵士として採用されていったかを考察し、説明します)
④豊臣兄弟の通説と現在の史実(主に豊臣秀長の人生を主軸に説明していきます。なぜ、このような優秀な人があまり知られていないのか?が参加者も不思議に思ったようです)
⑤兄弟の比較1:源頼朝・義経兄弟(豊臣兄弟と何が違うのか、そして結果的にどう二人は違っていたのか?を考えます。そこには育った環境、それによって政治家と武士といいう同じようで違った考え方がありました。有名な地頭と守護は義経によって導入されたという考えも話しました)
⑥兄弟の比較2:足利尊氏・直義兄弟(源兄弟と違い、きわめて仲が良かった兄弟。ただ、悲劇は置きます。この兄弟喧嘩によって、世の中は乱れ、結果的には戦国時代にも続く影響力がありました)
⑦兄弟3パターンの比較、そして江戸時代では?(3つのパターンをみると成功条件がみえてきます、その答えを主催者なりに話します。そして、兄弟喧嘩は争いになるため、江戸時代では平和をめざすため、長男相続制度になっていきます)
終了後、参加者の皆様から感想をいただきました
【参加者の皆様からの感想】
・いろんな兄弟がいてそのパターンを知ることで面白い勉強会となりました
・兄弟の人生だけでなく、歴史や中世の構造的な話も理解でき、時代ごとの話があって多方面で腑に落ちた
・中世の兄弟争いを知り、つくづく現代に生まれてよかったと感じた。話は分かりやすく、特に豊臣秀長の優秀さは知らなかったので、学びとなりました。
・面白かった、他の兄弟との比較すると、なぜ 豊臣兄弟がうまくいったのかがわかり、理解しやすかった。
最後の兄弟たちの成功条件が腑に落ちた。
・テーマは兄弟だが、時代の幅が広かった。武将だから武力が強いのがいいとは思ったけど、政治家的な統治能力も重要だと思った。兄弟は役割分担が大事なんだと気づかされた
・豊臣兄弟は秀長も優秀だが、秀吉も優秀。彼らは農民出身だがどちらも優秀というのは何かバックボーンや、血筋なども関係するのではないかと想像したくなる
でも豊臣兄弟のきずなの強さはわかった。
個人的には毛利兄弟のきずなの深さも強いと思ったので、面白いと思う。
【総評】
大河ドラマ好きの主催者ですが、見事に豊臣兄弟を視聴している方はいませんでした苦笑
ただ、今回初めて兄弟という視点で、中世の歴史人物を取り上げたので、参加者の皆様も主催者も新鮮だったと思います。
参加者の皆様から質問が多かった、嫡子の条件や源頼朝がはじめた御恩奉公のお話はさらっとやったのですが、この部分に興味を持ってもらえたのは実は嬉しかったです。
このあたりはわかりにくい部分で、実は説明や理解のしがいがある項目です。
本来は一番身近な兄弟ですが、中世でも現代でも、何かのきっかけで壊れやすいものだと思います。
兄弟といえど、人ですので、お互い尊敬しあって仲良くというのが一番なんですけどね。
次回は日本史の流れを予定しています。次回もどんな質問、感想があるか、楽しみです♪