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こんにちは!
つなげーと運営スタッフ兼サークルリーダーの会の管理人の古岩井です(^^)
つなげーとではのサークル運営をサポートする為に
『つなげーとサークルリーダーの会』
という会を開催しています。
この会は、つなげーとでサークル管理人をやられている方々の悩みや不安を解消し、より活発に活動して頂く為の場です。
集客・ドタキャン・トラブルなどの悩みを解決して、ご自身のサークルで仲間と楽しく、そして末永くサークル運営できるお手伝いをできればと思います!
第3回は3名のサークルリーダーの方々に集まって頂きました!
◇今回、参加されたサークル
・ゴルフサークル
・ボルダリングサークル
・食べ歩き(海鮮丼)のサークルまた、事前にヒアリングをさせて頂き、今抱えている
悩みや
不安を会の中で取り上げて、サークルリーダーの方々で意見を出し合いました!
今回のテーマは、こちらになります(^^)
◇今回のテーマ
・他のサークルの集客方法は?
・参加者の定着やリピートしてもらうには?
・ドタキャンの対策
・トラブルメーカーへの対応
・同業他サークルの引き抜きへの対応
・運営費の徴収方法は?◇他のサークルの集客方法は?
毎度、お馴染みの
集客に関しての話です。今回も色々な集客ツール(SNS)についての話がでました。
・インスタグラム
・フェイスブック
・つなげーと
・ツイッター
・ジーサークル(ゴルフ専用SNS)
・ジモティ
・ライン@などが具体的に挙げられました。特にボルダリングサークルの方はインスタをかなり使いこなしていました。位置情報のタグ付けや1つ1つの投稿にコメントを入れていくなど、地道に集客をしておりとても堅実な方法をとられているなと感じました。何でもそうですが、手間を惜しんでは大きな成果は得られません。多くのサークルの方は、簡単そうに集客してるように見えて裏ではかなり努力しているということが多いです。
また、ゴルフサークルの方はゴルフ専門のSNSでの集客がメインでした。月に新規が10名来るそうです。こういう最初からカテゴリー別に分けられているものは集客しやすいです。元々、興味がある方々が集まっていますからね。
ただ、その分だけ
差別化が重要になってきます。今回のゴルフサークルで言えば、他のゴルフサークルとはどう違うのかに明確にできないと同じようなサークルに埋もれてしまうと感じました。
◇参加者の定着やリピートしてもらうには?
こちらは参加者の定着やリピーターを増やすにはどうすればいいのか?というお話でした。いくら新しい参加者を増やしても定着しなければ、ずっと初参加者の集客を頑張らないといけません。例えば、
・新しい参加者は多いが、リピーターは少ない。
・新しい参加者は少ないが、リピーターは多い。という2パターンがあった場合、後者の方が集客の労力が少なく、長くサークル運営をしていけそうなイメージです。また、サークルの内容も満足度が高いものになっているのかもしれません。(前者の場合は一回で満足して終わってしまう内容のものなのかもしれませんが。)
話の中では次のような具体的な意見が出ました。
・参加者からのリクエストを聞く。
・個別のメッセージでフォロー。
・参加者全員に集合写真を送る。
・参加者の感想の掲載。こう見てみるとイベントに参加して
「また来たい」と思うかどうかは、
参加した時にサークルに受け入れてもらえたかどうかが大きなポイントになりそうです。初参加の方にとって初めてのイベントは不安でいっぱいです。ただ、そこで安心感を提供できれば、リピーターとして次も参加してくれるのではないかなと思いました。なので、安心・安全な場を作っていけば自然とリピーターは増えていくのかもしれません。
その他には、
参加してもらう為に特典を付けた方がよいか?という話にもなりましたが、ここでは特典はつけない方がよいという話になりました。なぜなら、
特典をつけて参加する人は特典がなくなれば来なくなる可能性が高いからです。自分の経験上、特典がなくても参加してくれる人の方が定着しやすいです。
目先のもので選ぶ人よりどんな時でもサークルのことを好きでいてくれる人の方がサークルにとっての財産だと思いました。◇ドタキャンの対策
これもよく出てくるドタキャンの話です。ドタキャンはなくならないものだと思うので、やはりドタキャンされた時の対応策を考えておくのが良いというのが皆さんの意見でした。特に初参加の方はドタキャンしやすい傾向にあるようです。ドタキャンされると施設などを利用するサークルではドタキャンした方の参加費を負担しなければならないというパターンもあります。今回参加されたゴルフサークルの方は、ドタキャンされてゴルフ場のキャンセル料を回収できないという悩みをお持ちでした。これには
・初参加のみ事前振込にしてみては?という意見がでました。確かにこの方法であれば、既存のメンバーに迷惑もかからないですし、初参加の方は
「お金を払っているから行かなきゃ!」という気持ちになり、ドタキャン防止になるかもしれません。
◇トラブルメーカーへの対応
これはなかなか難しい話でした。トラブルメーカーというのを定義するのは難しいのですが、分かりやすく3段階に分けて考えてみます。
1.勧誘や営業行為をする人。
2.勧誘や営業行為ではないが、人に危害を加える人。
3.勧誘や営業行為や人に危害を加える人ではないが、マナーや思いやりがない人。この3番目がいわゆるトラブルメーカーなのかもしれません。1番目と2番目がダメなのは明らかに分かると思います。しかし、3番目は線引きが難しいです。特にマナーや思いやり、気遣いなどは人によって受け取り方が違うので明確にこれはNGという訳にはいきません。今回の話の中でも、そのような話が出てきました。
・年下の人に上から目線で発言する年上の人。
・空気を読めずにその場を乱す人。これらはやはり個々人で捉え方が難しいので具体的に対策はできなさそうです。そもそも
「空気を読めない」というのもかなり抽象的でそれを相手に明確に伝えることはできないです。
ちなみにボルダリングサークルの方は、トラブルメーカーの人への対処ではなくて、その周りのメンバーへのフォローをされていました。個人的にこの方法が被害を小さくする方法かなと思いました。事前に
「この人、こういう性格だから気を付けてね」など連絡をもらっていれば、実際に何かされた時にちゃんと受け止めることができます。何も知らされていない状態だと驚いてしまいますし印象は最悪ですが、事前に知っていれば
「あ、こういう人なんだな」と流すことも出来るかもしれません。
◇同業他サークルの引き抜きへの対応
これもよくある話です。サークルの運営をやられてる方の中には厄介なタイプも存在します。
・自分の承認欲求を満たす為だけの人。
⇒自分を認めて欲しいので、自分を褒めてくれる人や受け入れてくれる人だけを集めます。このタイプは自分の評判に敏感で、自分のことを認めない(と思った)人には攻撃的になったり、自分の思い通りに相手をコントロールしようとしたりしてきます。
・メンバー数の拡大だけを目指す人。
⇒サークルの内容よりも「これだけ集めた自分はすごい」ということを認めて欲しいという気持ちがある人です。最初は楽しくて始めたサークルも段々と「人をたくさん集める」ことに喜びを覚える様になってしまうとこうなることがあります。この2タイプの人は他サークルのメンバーを引き抜く傾向があるように感じます。(今まで古岩井が見てきた中だけですが…)
あとゴルフサークルの方の体験談で出てきたのが
「他サークルの代表者が自分の代わりを送り込む」という話でした。こうなると事前に見抜くのは難しいので、自分自身でネットワークを築いて情報をキャッチしやすくするか、事後の対策をしっかりと立てておく必要があるなと思いました。
いずれにしてもメンバーの引き抜きは迷惑行為でしかありません。人を増やしたいならコラボイベントを企画するなど、色々なやり方があります。それにも関わらず、他サークルに目的を隠して入り込みメンバーを引き抜くという時点で、そのサークルに未来はないでしょう。
なぜなら、これらの行為は
「恨み」や
「憎しみ」を集めるからです。だから、それで上手くいっても最後の最後で崩れるのを僕は何度も見たことがあります。
僕は他サークルのことは気にせず、来てくれた参加者の為にちゃんと尽くせば、自然と人は集まると思っています。それが出来ていないという事は、つまり参加者と向き合えていないという事なんだと思います。
◇運営費の徴収方法は?
これは長く運営しているサークルで必ずと言っていいほど出てくる話題です。今回参加されたボルダリングサークルの方はトラブルなどがあった時の費用を確保する為に運営費は取っておいた方がいいという意見でした。逆にゴルフサークルの方は全て実費で運営費はゼロということでした。これはどちらが良いという事はありませんが、運営費はないよりあった方がいいなと思いました。トラブルに備えて積み立てておいて、何も起こらなければ後でイベント(忘年会とか)に使えばキレイに使うことができます。
また、サークル活動がいくら自己責任の部分が多いとはいえ、トラブルが起きた時にその責任を全て個人に被せることは難しいです。そういう時にこそ、個人の集まりであるサークルやコミュニティというものでサポートできるのが良いのかもしれません。
◇まとめ
今回は長くサークル運営をされてる方々が参加されたので、より深い悩みや不安に焦点をあてることができました。ドタキャンやトラブルメーカー、他サークルからの引き抜きなど、サークル運営を続けているとこれらの問題に出くわすことが多いです。ただ、
「参加者の定着やリピートしてもらうには?」の時に出てきた
「どんな時でもサークルのことを好きでいてくれる人」がサークルのメンバーに居れば自浄作用が働き、これらの問題を未然に防ぐことができるかもしれません。(特にトラブルなどの情報は運営側からは見えにくいので、メンバーから情報が来ることが多いです。)そういうメンバーをサークルに作るには一人一人に誠実に向き合う以外はないと僕は思いました。そして
「自分のいるサークルを大切にしたい」と思ってくれる人をたくさん作ることが一番のトラブルの防止策になるのではないかと思いました。
サークルリーダーの方々のご参加お待ちしております。