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「船弁慶」
船弁慶は、頼朝の反感を勝った義経が、大阪に妻の静御前を残して、瀬戸内海から九州に逃れ再起を図ろうとしたが、壇ノ浦の戦いで倒した平知盛の亡霊が嵐と共に義経に襲いかかるというもの。弁慶が数珠を鳴らして呪文を唱え平知盛の亡霊を退散させるところで能は終わります。
能の前半は、義経と別れることになった静御前の舞が続き、後半は一変して、平知盛との激しい闘いとなります。
https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_003.html
能には「橋弁慶」という演目もあります。これは京都の五条大橋で弁慶が大長刀を振り回して牛若丸を倒そうとするが、敗れて家来になる話です。
https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_080.html
https://www.nohgaku.or.jp/journey/media/hiraizumi_yoshitsune?hs_amp=true
義経が出てくる能は沢山あります。