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2024/6/29(2回目)鎌倉企画

鎌倉企画は先々週と同じ内容の2回目です。参加者は10名。
天気は直前まで雨が降っていましたが、曇りがかっており、蒸し暑い一日でした。

企画の風景は下記アルバムもご参照ください
https://tunagate.com/circle/74488/album/5387

⓪北鎌倉駅集合(自己紹介、今回の趣旨、予定行程、鎌倉の名前の由来など説明)

①建長寺(建長寺前で大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をモデルに、鎌倉の歴史を話し、その後の執権「北条泰時・経時・時頼」を説明。
・総門・三門・梵鐘・法堂・庭園など(ほとんどが江戸時代以降に再建や移築されたもので、梵鐘のみ鎌倉時代作成と説明しましたが、江戸時代というだけでも元はどこからの移築?という説明もしました。庭園は座りながらほっと一息しました)

・回春院(元は処刑場だったお寺があったであろう場所。紫陽花との関係性もあり、期待していましたが、2週間たって紫陽花はほとんどなくなっていました、さすが季節の花。)

・半僧坊(11体の烏天狗と1体の天狗がお迎えする、展望が素晴らしい、神社です。残念ながら曇っていたので富士山は見えませんでしたが)

→巨福呂トンネルを通り、鶴ケ岡八幡宮境内、若宮大路を通りながら、昼食会場へ

②昼食先「鎌倉食堂」(いろんなメニューがありますが、今回は皆さん アジフライ定食に生しらすでしたね。)

→バスで南の材木座方面へ

③光明寺(北条経時ゆかりの場所へ。ここは建長寺と違い、念仏の浄土宗です。山門は登れませんが、迫力のあるものです)
・開山堂(蓮と亀と鯉が見られるのんびりした庭園です。ゆっくりしました)
・天照山(裏を登ることで相模湾とお寺を上から見られる展望スペースです。その近くにはお墓エリアがあります、若くして亡くなった北条経時のお墓を皆で探しました)
・内藤家のお墓(墓は50以上、灯篭は100以上ある、不思議な風景のお墓が並びます)

④和賀江嶋(現存する最古の人工港。前回より潮が引いており、少し近づけました。鎌倉時代の港についての話をしました)

⑤住吉隧道(山の上の短いトンネル。ですが、その独特の雰囲気は不思議というか非日常感たっぷりです。トンネルを抜け、逗子マリーナへ行きます)

⑥逗子マリーナ(かつての西武グループが開発したリゾート地。近くのスイーツ店でシュークリームを買ったり、カフェでかき氷やドリンクを飲み、リゾート気分?を満喫しました)

終了後、逗子マリーナからバスで鎌倉駅に移動、解散しました。

【参加者のご感想】
・建長寺がけんちん汁の発祥は驚いた
・昼ごはんがおいしかった、建長寺の雲竜図がよかった
・鎌倉の海の方は行ったことがなかった、また和賀江嶋が震災後、隆起したことに驚いた
・この企画のように皆で行くと楽しいというのが分かったし、住吉隧道に行ったような秘境感が面白かった
・お昼がおいしかった、観光で普段行ったことないところに行けて、下調べに感謝です
・行ったことがないところに行けて、良かった
・歴史を知って楽しいなと思いました
・知らないところばかりで発見があった
・山も海もあって充実した一日でした

【総評】
1回目と違い、蒸し暑いのと2週間経つと紫陽花の咲き方が全然違うことに驚きました。2回参加するのはぼくだけですが、こういった違いも面白いです。また、最古の人工島 和賀江嶋ですが、まさか関東大震災で一旦沈み、その後この土地が1m隆起したことで今にいたるというのも知らなかったので、大きな発見です。主催者も2回行くことで発見があるのが、このサークルの醍醐味?と感じた一日でした。日中の屋外散策も今回で一旦終了で、あとは屋内や鍾乳洞や山やといった、暑さ対策に特化した企画が続きます。ぼくも暑いのは苦手なので、我慢の夏が始まりますね。