関東大震災とその復興を学ぶ(隅田川下りも)

 今回は関東大震災とその復興に関して勉強・探訪をしました。
 まず両国で後藤新平や復興計画について軽く勉強した後、横網町公園内にある東京都復興記念館を見学しました。資料のほか、当時の衣服等のレプリカや帝都復興計画のジオラマなどもあり、様々な角度から学びを深めることができました。その後、隅田公園(浅草駅付近)まで徒歩で北上。川沿いのためか風もあって涼しく、個性的な4本の復興橋梁を見ながら楽しく歩くことができました。
 昼食後、公園をざっと見学して終了…と思われましたが、水上バスの看板が目に入り、急遽お台場まで隅田川を船で下ることに。佃島、汐留、竹芝など東京の風景をいつもとは違う水上から眺めて、楽しいひと時を過ごせました。また乃木将軍、勝鬨橋など過去のイベントで学んだ事柄も今回再び顔を出し、知識が繋がる楽しみも実感した一日でした。(企画:なかむら)

開催したイベント情報

【関東大震災からの東京復興】後藤新平と帝都復興計画

【関東大震災からの東京復興】後藤新平と帝都復興計画

2022年7月3日(日) 10:00〜12:30

集合時刻:10:00

申込締切:  7/2(土) 21:00

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集合場所 東京都 両国駅付近(参加者には別途詳細をお知らせします) Googleマップで表示 開催場所 東京都 墨田区・台東区 Googleマップで表示
参加者

5 /7人

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サークルイベントの説明

 1923年(大正12年)に発生した関東大震災。その被害は東京や神奈川を中心に茨城や静岡にまで及び、東京における被害は国家機能を麻痺させるほどのものでした。
 その東京を復興させるため立ち上がったのが当時の内務大臣だった後藤新平です。彼は帝都復興院総裁を兼務し、台湾総督府や南満州鉄道時代の経験を活かして東京に新たな都市を構想。構造家・佐野利器など優秀な建築家や技術官僚を集めて実現を目指して邁進します。しかし審議会での反対などにより縮小を余儀なくされ…。彼のプランがすべて実現していれば、東京は今とは違った姿になっていたかも知れません。
 この企画では、後藤新平と都市計画を中心とした勉強会の後、帝都復興計画の実現例である隅田公園や復興橋梁(吾妻橋、駒形橋など)を訪ね、最後に東京都復興記念館を見学します。

●備考
・小雨決行です。
・隅田公園から東京都復興記念館まで若干長い距離を歩きます。天候に合わせて飲料水など各自準備してください。